早川洋介絵画展 訪問記

『早川洋介絵画展 訪問記』

2021年6月20日~7月4日 於 「汽水域」愛知県豊橋市

一年前に、豊橋に素晴らしい施設が出来ました。「汽水域」という能舞台を併設したカフェです。その能舞台はギャラリーにも利用できるということで、オープン1周年を記念した企画展を、我が早川支部長の作品展が開催されました。 店のオーナーは、『三河三座』というここ豊橋を中心とした三河地方の古典芸能「歌舞伎」「文楽」「能」の伝統文化を支持する会を主催する方です。能面保存会では、戦火を免れた江戸時代の能や狂言の面や、吉田文楽の浄瑠璃公演など、私の切り絵作品にも題材にさせて頂いてます。

 

 

今回は写真をメインにレポートします。

 

カフェの外観からは、能舞台が想像できませんが、入り口を入ってまず目に入るのが「鏡板」です。そうです能舞台の後方の松の絵です。

何とこの絵も早川支部長の手によるものです。

そんなバックグラウンドを知った上で、訪問させて頂きました。

純和風の能舞台の壁に並んだ作品群は、洋画であるにもかかわらず妙にしっくり感じます。私が訪れた別日には、作品をバックに舞が演じられたようです。

同じ東海支部の金子さんのブログの訪問記には、多くの写真がありカフェコーナーの写真もあります。

https://ameblo.jp/mk-ribbon/entry-12682979897.html

エピソードをもう一つ、この近所に朝ドラ「エール」の主人公の奥さん「音」の生家もあります。

 

7月末現在、コロナの感染者数が関東を中心に加速度的に増えています。今後の新洋画会の支部展や会員店が無事に開催されることを祈りつつ。

                東海支部 大林雅春

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